さっぽろ雪まつり~大倉山でSatz(サッツ)階段ツアー

さっぽろ雪まつり期間の、ちょっとレアなお楽しみ・その3です。
「ウィンターフェスタin大倉山」の大人も楽しめるイベントは、先に紹介した「チューブすべり」だけではありません。
もうひとつのお楽しみが、ジャンプ台脇の階段を昇って、ジャンプ台のスタート地点までいくという、「Satz(サッツ)階段ツアー」です。
Satz(サッツ)とは、アプローチを滑り下り、「踏切板で踏み切る(空中へ飛び出す)」ことです。
大倉山ジャンプ競技場は、通常は、ジャンプ台の競技エリア内には足を踏み入れることはできません。

「チューブすべり」では、ジャンプ台脇の階段を昇りK点付近から、ランディングバーンを滑り降りることができますが、「Satz(サッツ)階段ツアー」は階段をさらに上まで登り、踏切地点(カンテ)や、アプローチなども間近に見ることができます。
参加者は、事前に申し込みをしますが、1回の定員は約40名です。
今のところ、知名度も低く、そんなにあっという間に埋まるようなイベントではないと思いますが、これが目当ての場合は、早く行って申し込みされた方が良いでしょう。今年も、1日2回あったようです。
イベントとしてありそうなのに、何故か大倉山ジャンプ競技場の年間イベントにはなく、一般の人が大倉山シャンツェを階段で登れるのは、年にこの1回だけです。この日を逃すと、1年間待たなければならない上に参加人数も限られているという、超レアイベントなのです。

まずは、チューブすべりのスタート地点へ向かい、

さらなる上を目指します。

下を振り返ると、チューブすべりのスタート地点が、遥か下方に見えますが、まだまだ序の口。

どんどん登るうちに、札幌の街が見渡せるようになります。

天気が良ければ、さっぽろテレビ塔の姿も確認できるでしょう。

かなり登ったところで、ようやく、五輪マークのある踏切地点に到着。ここでは、五輪マークの前で参加者全員の記念写真を撮ってくれます。

しばらく休憩しながら、眼下の景色を眺めるも、ここで足を滑らせたら下まで転がり落ちてしまいそうで、何となく落ち着きません。

ここでは踏切板をこんなに近くから見ることができますが、これもこの日だけの特典。

そして、振り返れば、選手がスタートして踏切に向かうアプローチ。こんなショットを撮れるのも、この時だけです。

アプローチ横を登ると、ついにツアーのフィニッシュ地点のスタート地点?に到着です。

先ほど、下から見上げたアプローチを今度は上から。まるでレールの先が途切れたジェットコースターです。

スタート地点には、スタート板が渡されていました。選手この中央に座り、スタートの合図を待つのですね。

もちろん、滑り落ちたら危険なので、この中央には座らせてもらえませんが、一番上から、スタート板に座った目線で写真を撮ると、こんな感じになります。実際に体験すると、それはそれは、中々の迫力です。

スタート地点では、完走証と下りのリフト券をもらって解散です。
このイベントには2007年と2008年に参加し、2009年も申し込んだのですが、悪天候で中止。

昨年も吹雪いたために中止だったそうで、今年開催されれば、3年ぶりとなります。今年も、天気予報では雪マークでしたが、無事開催されたのでしょうか?

帰りはリフトを使って降りるのは、階段の下りは滑ると危険だからだと思いますが、これにより開催可否はリフトを動かせる天候かどうかによります。

リフトで下界へ降り、指定された時間まで待つと、記念写真がもらえます(無料)。
2008年の写真ですが、あれからも3年も経つんですね。早いなぁ…。
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(2011年02月中旬のある日)
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