ラマドン2010~今さらラーメン二郎
二郎と言えば?
ラマドンについてはこちら。
先日のマンボウさんのラーメン二郎の記事に、こんなコメントが。
>二郎って言ったら、ラーメンか杉田っていうくらいなもんで・・・。
これに対して、マンボウさんの返コメが、
>二郎ったら坂上じゃないの?
二人とも古いなぁ。
二郎と言えば!
(YouTubeはこちら 注:音がでます。)
「今さらジロー」でしょ!!
「今さらジロー」でググると、「会社の上司がよく今さらジローと言うのですが、どういう意味ですか?」という質問記事が上位に表示されるのですが、
>「いわゆるオヤジギャグです。ひきつりながら笑ってあげて下さい。」
なんて書かれているかと思うと、
>「ほっときましょ…。」
なんて答えているヤツもいる!
バーロー!!!
21世紀に伝えたいオヤジギャク選考委員会の選考委員長だった私(現在はオヤジギャグを伝承する会会長)としては、オヤジギャグがバカにされるのは許せない。
とは言え、いつまでもヒネリも何もなくバカのひとつ覚えのように、「今さらジロー」とだけしか言えないオヤジが多いのも事実。
実に嘆かわしい!
オヤジギャグも日々進化していかないと!
ということで、これからは「今さらジロー」と言いたくなったら「今さらラーメン二郎」と言うことをお奨めします。
記事を読み終えた後、この言葉に込められた、オヤジギャグを超えた深い意味を、あなたは知ることになるでしょう。
ということで、やって来ました、「ラーメン二郎 高田馬場店」。
私が初めて二郎を食べた、三田の本店しかなかった時代がウソのように、今や、あちこちに「ラーメン二郎」系の店が存在します。
わざわざ、それだけのために食べに行くなんてことはしない私としては、新宿と並び、私のメイン生息エリアの高田馬場にも店があるのはウレシイ。
開店直後なのに、12名ほど入れる店内は満席で、外にも同じ位の人数の列ができています。
並んでラーメンを食べるなんて、よほどのことがなければしない私ですが、ラーメン二郎は例外。
三田の店に通っていた頃も、何故か、ここだけは苦になりません。
さて、行列に並びつつ、食券を買っておきます。
三田本店では、麺の普通量が「小」と呼ばれていますが(あっ!!ちゅんさんの言う「少食」って、二郎流の意味だったのか?! )、この店では、小とは書いてなくて、大は「ドカ麺」となっています。
大勝軒では、油断して大盛を頼んでしまい、エライ目にあった私ですが、さすがに二郎では「大」なんて頼まないし、まして「ドカ麺」なんて書かれていたら絶対に頼みません。
それに、ネット上に二郎の記事や写真が大量にアップされている今、ブログネタ的に、無理をして「ドカ麺」を頼んだところで、
それこそ、「今さら」以外の何物でもありません。
20分ほど並んでから着席。食券をカウンターに置きます。
麺の固さの好みがあれば、ここで申告しますが、私は特になし。
さて、初めて二郎の人が、最も緊張するのが、無料のトッピングを聞かれる、いわゆる「コール」ではないでしょうか。
今のようにネットで簡単に情報を得られる前は、経験者に聞いたりした上で、店に向かうまで、さらには並んでいる最中に、「ヤサイニンニクアブラカラメ」「ヤサイニンニクアブラカラメ」と呪文を繰り返し確認し、来るべきコールの瞬間に備えたものです。
しか~し!
ネットが普及し、ラーメン二郎の名も広く世間に知れ渡った今では、逆にコールのルールなんて、「今さら人に聞けない××」に記載されてしまうような項目になってしまったのではないでしょうか。
コールの詳細については、特に二郎に詳しいわけでもない私が、「今さら」解説することもないので、詳しく知りたい方は、ネット検索をドウゾ。
しかし、そんな心配も無用。高田馬場店では、初心者にもわかるように、無料トッピングの項目を貼り出してあるんですね。
ふ~ん。唐辛子というのが珍しいですが、何で唐辛子をカウンターに用意しておかないんでしょうか?
まあ、辛いのは得意じゃない私は、どんだけの量の唐辛子がのせられるかわからないので、遠慮しておきます。
タンメン系が好きな私としては、ヤサイを増量しようと思っていたのですが、向こうのカウンターに登場した、ヤサイ増量ラーメンの、かなりのマウンテンぶりを見て、少しビビリます。
ヤサイ増しはけっこボリュームありそう。
「やめとこうかな~。」と迷っていたのですが、私の前にコールした人が5人続けて、「ヤサイイガイゼンブ(野菜以外全部)」と、同じ呪文を口にしました。
え~、何で?
「野菜をとらにゃ、だちかんぞ~!」
(多分、カゴメのCMだったと思いますが、画像も動画も見つからず。)
理由は不明ですが、この店では野菜を外すのが定番なのかもしれません。が、野菜好きとしては、オレが外してどうすると決心し、「ヤサイ!!」と元気良く伝えます。
ドン!
お~!! このいかにも二郎チックなルックス!!
素晴らしい!!
野菜はキャベツの量は本当に申し訳程度で、その大半はモヤシですが、モヤシも好きだし、無問題。
そうそう。この店では、ドンブリの下に受け皿が敷かれて提供されます。また、レンゲも付いてきます。麺や具があふれる光景も二郎らしいといえば言えるのですが、手を汚さないで済むので、これもアリだと思います。
そうだ、これを「今皿二郎」と名づけよう!
… … …。
麺はけっこう太めも、まあ、二郎スタンダードってところか。
それにしても、本当に二郎は麺を食べるのが大変。最初のうちは、モヤシの下から、麺を咥えて引きずり出すようにして食べることになります。
その姿はまるで、仕留めた獲物の肉を食いちぎるように食べるライオンのごとし。
また、最初は麺とスープが馴染んでいなくて、小麦小麦した麺そのものの味しかしません。
で、やっぱり、こうなります。
必殺、天地返し!
ここのスープは、けっこうあっさり系か?
そんなに、脂あぶらしていません。
次は、ヤサイアブラにしてもいいかも。
ブタは細切れタイプで豪快さはありませんが、食べやすいし、歯で食いちぎらずにすむので、コレはコレで良し。
ふ~。それにしても量が多い。食べても食べても減りません。
麺と格闘すること10数分で、何とか完食です!
それにしても、二郎を食べると、本当に、手が疲れますね。
実は、東京に戻ってから一度、三田本店に行ったのですが、(その時のことは、別途書こうと思います。)15年ぶり位のご対面だったのに、その時はあまり美味しく感じませんでした。でも、今回は、旨かったし、昔のように、二郎を堪能できました。
最後は、二郎ルールに従って、自分の前のカウンターをキチンと拭いて退出します。
あ~、ウマカッタ!
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二郎を出て、高田馬場駅に向かう途中で、何やら行列を発見!
お~! これまた、人気店の「べんてん」です。
高田馬場にあるのは知っていましたが、二郎の近くにあったんですね。
ハッ! まさか?!
慌てて周囲を見回し、ツレの彼女がいないか確かめます。
ジローを食べた後で、ツレの彼女に遭遇するのはあまりにもキツイですからね。
まあ、こんなクソ暑い日に、さすがの彼女も、あんな格好では出歩かないでしょうから、いなくて当然ですが…。
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さて、二郎の魅力にハマり、二郎を食べないと生きていけなくなった二郎中毒患者のことを、ジロリアンと言いますよね。
何だか癖になって、しばらくするとまた食べたくなる店はいくつもありますが、ラーメン二郎ほど、それがピッタリくる店はないでしょう。まるで、悪い女につかまってしまったようです。
♪今さらジロー 罪だよジロー
私も、これを書きながら、また食べに行きたくなっています。
ジロリアン予備軍です。
あっ、そうそう、二郎と言えばで「今さらジロー」と言うけど、「二郎」であって、「ジロー」じゃないジャンと、ツッコミ入れた方がいるのではないかと思いますが、
ジロリアンでしょ。決して二郎リアンじゃありません。
つまり、「二郎=ジロー」なので、コレデイイノダ!
で、「今さらジロー」ですが、「今さら」というと、何となくマイナスなイメージがあります。
確かに、今さら杉田二郎じゃないだろうし、坂上二郎でもないかもしれない。
同じように、今さらブログでラーメン二郎でもないのだけれど、それでもやっぱり行ったら書きたくなるし語りたくなる。
それが二郎なんですね。
多分、「べんてん」はまだ、「今さら」とは言われないだろうけど、そう考えると、「今さら」の称号を得るのには歴史と実績が必要。
なのに、古いものを「今さら」と蔑み、新しいものばかりに群がる風潮はどうかと思う。
♪昔は昔…… 今は今……
ルルララ…… しゃぼん玉だね 愛なんて
まあ、年だけ食ったけど実績を残せず、時流に取り残された今さら男の戯言ですけどね。
何だか説教くさくなってしまいましたが、ともかく、「今さら」の言葉に秘められた深い意味を、さながら、大量の野菜の下に隠れた麺を引きずり出すかのように、「今さらラーメン二郎」というフレーズが教えてくれるのです。(ホンマか?!)
世の中のオヤジ諸氏も、その辺を理解したうえで、この言葉を後世に伝えていって欲しいと思います。
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ということで、今回の応援企画、ラマドン2010も終了です。
結局、延べ6杯ということで、全然、ラマ「ドン」ではありませんでしたがが、それにもかかわらず、書く時間がなくて、最後は、食べるより書く方を優先という結果となってしまいました。
その上、毎回、あれこれ調べるのに時間がとてつもなくかかり、ラマダンが終わって一番ホッとしたのは、実は私かもしれません。
今日がマンボウさんのラマダン解禁日と聞かされていて、もう、それこそ、今さらアップしても仕方ないのですが、マンボウさんと言えば、真性ジロリアンですからね。今さらだろうが何だろうが、ラマドンにラーメン二郎は外せません。
しかも、せっかくの応援企画なのに、あっさりとフライングをしてくれちゃったようですが、ま、北海道にはラーメン二郎がないので、ラマダン期間は終了しても、ジロダン期間は続くわけで、ラマドン最後の記事にふさわしいのはやっぱり、今さらですがラーメン二郎なのです。
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(2010年06月上旬のある日)
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この記事へのコメント
行きたいんだけど
「それよりこっちの方がいいよ」
と
薦められる お店が多くて
結局未訪なんでスよね~(汗)
このたび やっと札幌にも
二郎インスパイヤ系が
出来たそうなので
行ってこようと思っております
そうそう
私は自称でも 詐称でもなく
間違いなく 少食ですので
お間違いの無いように
私も札幌で、インスパイア系と言われていた「てら」に行きました。戻って来て、久々に二郎に行って思ったのは、二郎とてらは、やっぱり全然違うと言うことです。
どうせなら、インスパイアではなく、二郎を名乗る店が札幌にオープンしないかなと思いますが、ちゅんさんの言っているのが伏古の「ブタキング」のことなら、メニューも二郎チックだし、味噌味なのが札幌的で良いかもしれません。行かれるのなら、ぜひマンボウさんと一緒に行って感想を聞いて欲しいです。
ちゅんさんが大食いなのは、それこそ、「今さら」言わなくてもみんなが知っていることです。無駄な抵抗は止めて、「今さら」の称号を得た歴史と実績に誇りを持ちましょう!
新たにちゅんさんを凌ぐ大食い女性が現れても、私の中では「札幌の大食い」と言えば、ちゅんさんなのですから。
東京に来たら、ぜひ一緒に二郎に行きましょう。
北旅さんの575しばりに倣って、私も応援企画に応えるべく、何かしらの「オヤジギャグしばり」を考えましたが・・・。
>これを「今皿二郎」と名づけよう!
残念ながらコレを上回るオヤジギャグは無理だと思いました(-_-)
それにしても確かに見事なセレクト!!
最高の嫌がらせ・・・いや応援企画ありがとうございます。
一発目の大勝軒まるいちの量が最高に感動しました!!
「あー・・・応援のために頑張ってくれているんだなぁ」なんて感動したものです。
だが!!
その後がなんだか弱気続きじゃございませんか?(-_-;
微妙に「『「ズレ」の彼女!!』は登場しましたが、なんだか2軒目以降は弱気すぎませんか?
この高田馬場二郎でも「ドカ盛」なるメニューがあるのに普通のラーメンだしね。。。。
べんてんのつけ麺大盛で「応援企画延長戦」をやってください(^o^)
ちゅんさんに「北旅さんの胃袋って女子高生並ですね」と呼ばれないうちにいかが?(^ー^)
コメント放置申し訳ありませんでした。このコメントの翌日のYOSAKOIに関する記事を見て、時間をかけて返信を書いているのに、こんな風に思われるのかと、何だかバカバカしくなり、体調が悪いこともあり、放置してしまいました。
ラマドン、頑張りましたとも。頑張りすぎて、眼精疲労が観測史上1位まで悪化してしまったくらいですから。これで、胃の方までダメージをくらっていたら、立ち直れませんって! (ダジャレの方は絶好調で、いつか使うべく、ストックだけはどんどん増えてます。)
それにしても、二郎の大盛…、何て恐ろしいことを!!
東京に帰ってからは、大食いもほとんどしていないし、一度に食べられる量はかなり減っています。「べんてん」も行きたいのですが、この夏の暑さで、さらに食欲減退中だし、行ったとしても大盛なんて無理です。
そういえば、ツレの彼女の姿を見ませんが、無事に札幌に帰ったのでしょうか? 心配なので、近況をご報告願います。
コメントありがとうございます。返信が遅くなって申し訳ありませんでした。(放置してしまった理由は、10/5の記事の最後に書いてあります。)
東京に帰ってきて、プラスに思える数少ない事のひとつに「ラーメン二郎が食べられること」がありましたが、札幌にも最近、かなり似た店が出来たようです。
「(ラーメンではなく)ラーメン二郎という食べ物」には、同感です。札幌の店も、味だけでなく雰囲気をどこまで再現できているかが重要なのではないかと思います。