『大盛の星』~ジャンヌのカツ激で、大盛特訓!

札幌大盛界に吹き荒れる、mojama旋風。初対決の日を翌日に控えた一徹が向かった先は…。
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2月以来、不安定な精神状態から、元気なく、暗~い日々を過ごしていたのですが、昨年の暮れ、チョモランマ登頂に随行してくれたB-blogのちゅんさんから電話がありました。
用件は、チャイナパークの食べ飲み放題に行きませんかというお誘いだったのですが、参加メンバーを聞けば、昨年、「大盛の星オフ」をしたマンボウさんに加え、ナ、ナ、ナント! 今をときめくmojaさんも参加とのこと。さらに、札幌ブログ界では、神出鬼没の「謎のコメンテーター」と呼ばれる(いや、勝手に呼んでるんだけど)、「闇鍋パーティ」の、あならいざさんも参加するらしい。
北海道を去ることが、ほぼ決まったその時期に舞い込んだ誘い話に、久々に明るい気分になったのを覚えています。
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『大盛の星』 前回はこちら

翌日に迫ったmojamaとの対決を前に、一徹は考えた。
「万全の状況でも、怪物mojamaには、到底太刀打ちできそうもないのに、最近は、大食いから遠ざかっている状態。」
このままでは「ゴチソーサマが聞こえないスイング」の餌食になってしまうことは避けられそうもないが、飛雄馬ンボウの惨敗を叱責した手前、ぶざまな姿は見せられない。
前日になってジタバタしても、今さらラーメン二郎かもしれないが、とりあえず大食いの感触を確かめておこうと、前日特訓をすることにしたのだった。
向かった特訓場の名前は「ジャンヌ」。
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ジャンヌ」は札幌大盛界でもかなり有名だと思いますが、自宅から近いこともあり、過去に何度も利用した店です。
ブログに書いたことはないのですが、以前、
『北旅さんは大盛好きとのことですが、北大周辺に住んでいるのならジャンヌは知っていると思います。大盛ブログには欠かせない店だと思うので、ぜひ、レポートして下さい。』
みたいなメールをもらったことがあります。
ハイハイ、ジャンヌは当然知っていますよ。
って、オイ! 「大盛ブログ」って何だ?!
ここを読んでいただいている方にも誤解されているかもしれないので言っておきますが、大盛の記事もありますが、このブログは札幌を中心とした「観光情報ブログ」ですから!!
「大番」や「大将」を紹介するのは、それぞれ、「さっぽろテレビ塔」「北海道大学」の観光の「ついで」に立ち寄れる店としての紹介なのです。
「ジャンヌ」は北大から少し離れているということで紹介しなかったのですが、良く考えると、昨今の大盛ブーム再燃で、大盛の店を巡るということ自体、観光目的になっていることもあるので、まあ、いいかなと思い直しているところですが、あくまでも観光が主体で、「大盛ブログ」じゃないですからね。そこんとこ、ヨロシクぅ。

さて、久々の「ジャンヌ」ですが、ここの名物は、何と言っても、「カツ激」です。
要は「カツ丼」なのですが、ここは、ご飯の量が

★ 普通盛 (200g)
★ サービス盛 (350g)
★ 大盛 (600g)→100円増
★ 激盛 (1000g)→200円増
となっていて、カツ丼の激盛が、通称「カツ激」と呼ばれているのです。
店内は、イス席、小上がり、カウンターとあるのですが、いつも大体、カウンターに座ります。
「オバチャン」が作るのを目の前で見られるのですが、話好きの「オバチャン」が作りながらアレコレ話し掛けてくるので、店内に置いてある漫画を読むヒマはありません。
さて、カツ激ができるまでの行程を紹介すると、

まずはご飯が皿に盛られます。
1キロですが、基本的に、量をきちんと計ったりはしません。オバチャンの気分で量は前後します。オバチャンは、バイト?君に「量を早く覚えなさい。」な~んて言うのですが、オバチャン自体の目分量がかなり怪しい気もします。
この日は何となく量が多い気がしたし、久々の大食いで不安もあったので、「オバチャン、何だかいつもより多くない? 別に最後だからって、サービスとかいらないからね。」と牽制します。

ご飯の量が決まると、ご飯を、もんじゃの土手のようにして、カツを乗せるための穴を作ります。

そこへ、大き目のカツが、ど~んと。

その上に、玉子がかけられて完成ですが、「カツ丼」とは言うものの、カツを玉子と一緒に煮たりはしない、独特のカツ丼なのです。


う~む。久々に見ましたが、なかなかのルックス。おそらくこれが最後になるので、味わってたべましょう。

カツはけっこう肉厚で食べ応えがあります。
味付けは、かなり甘めで、いつも途中でソースか醤油をかけたくなりますが、テーブルに調味料は置いていないし、でも、これが「ジャンヌの味」なので、そのまま食べます。
揚げ物系の大食いは苦手なので、過去も楽勝とはいかなかった「カツ激」ですが、この日は大食いをしばらく離れていたせいか大苦戦。
やはり何事も、日々の特訓による根性育成が重要と痛感しました。

半分も食べていない時点で、いや~な汗が。
大食い挑戦をされた方は経験があると思いますが、この「いやな汗」が出てくるとヤバイのです。
mojaさんとの対決を待たずに、「ジャンヌ」に散るのかと観念するほど、大盛人生でも最大のピンチだった気がします。食べきれない時は持ち帰りも出来ますが、それは自分のポリシーに反するので選択肢にありません。
話し掛けてくるオバチャンに答える余裕もなくなり、とにかく、少しずつでも、ひたすら口に運びます。

汗ダクになりながらも、何とかゴールが見えてきました。

30分以上かかり、瀕死の状態になりながらも完食。
同じ店で何度も大盛挑戦をすることは珍しいのですが、「ジャンヌ」では5回くらい挑戦したと思います。最後に醜態をさらさずに済んで、本当に良かったです。
さて、個人的に、「カツ激」より好きなのが、豚肉、ニラ、タマゴ乗せのスタミナ丼、「ジャンヌ丼」です。

この写真は「ジャン激」ですが、最初の頃は「ジャンヌ丼大盛」を食べることが多かったと思います。皿ではなく大き目のドンブリに盛られてくるので、見た目は「カツ激」以上かもしれません。

味付けはやはり甘めで、甘め苦手なのに、カツ激を含め何回も食べたことが自分でも不思議ですが、この店の家庭的な?雰囲気が好きだったのかもしれません。
この日は、最後の「カツ激」になるだろうということで、オバチャンに東京へ戻ることを話したのですが、最後にオバチャンの写真を撮らせてもらいました。

オバチャン、ピースしてくれましたが、右肩から外れたエブロンのダルい感じが何とも言えません。
しかし、オバチャンと言えば、知る人ぞ知る、作り途中のツマミ食いがトレードマーク。一応、味見なのですが、どう見てもツマミ食いにしか見えないのです。

そこで、「ツマミ食い」のポーズをしてもらったのがこちらの写真です。
いいなぁ、オバチャン。
基本的に一人で作っているので、混んでいる時は、1時間以上かかることもしばしばですが、

そんな時は、店内に大量に置かれた漫画を読んで待ちましょう。

ちなみに、「カツ激」を完食すると、色紙に名前を書いて、店内に飾れるのですが、大半は北大生。
ただし、男性は「カツ激×2」を完食しないと色紙は書けません。私は絶対に無理ですが、

デフォで大盛×2のmojaさんですから、近い将来、ゴチソーサマが聞こえないと書かれた色紙が並ぶものと確信しています。
Eat! Yes , you can!(と、挑発? 指令? イジメ? 僻み?)
女性は1皿でOKなので、ぜひ、ちゅんさんと一緒にどうぞ。
北大生を始め、大盛好きに愛されて来た「ジャンヌ」。これからもずっと、続いて欲しいと思います。
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※ブログ内の関連記事 (『大盛の星』)
☆『大盛の星』~mojama、チャイナパークに現る!
★『大盛の星』~ジャンヌのカツ激で、大盛特訓!
☆『大盛の星』再び~新たなる刺客
☆『大盛の星・外伝』~スパゲッティな日々
☆飲み会感動巨編 『大盛の星』
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(2009年06月初旬のある日)
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この記事へのコメント
カツ檄、私も寄る年波には勝てず、もうムリだなあ。
サービス盛りで十分かもです。
とりあえず、チャイパに行くまでの特訓はわかりましたです。
寄る年波って、私がイケるんだから、あならいざさんも大丈夫。というか、あならいざさんの真の実力は、結局謎に包まれたままだし…。
「謎のコメンテーター&謎のフードファイターあならいざ」さんは、とりあえず、カツ激1皿いってみて下さい。
それにしても、ブログ復活した早々、異常に時間をかけてしまっています。相変わらず手が遅い。チャイパ本編も、昨日アップするつもりだったのに、いまだ作成中です。
わたくし 同じものは
多量に食べられません
てか
もとより
少食ですので
絶対
食べられません てば(笑)
前編後編あわせて楽しく、大爆笑させていただきました(^-^)
>あくまでも観光が主体で、「大盛ブログ」じゃないですからね。そこんとこ、ヨロシクぅ。
なんだかその台詞が似合わない記事ですよ。
明らかに大盛ブログじゃないですか(笑)
実はジャンヌ未訪問(^^;
写真を見てあらためて戦意喪失です。
多量にたべられませんって、「普通の人に比べて」じゃないですか。
ちょっとブログを見なかった隙に、ソバを大量に食べているし…。
ま、とりあえず、mojaさんの挑戦の立会人には、ちゅんさん御指名ということで。
前編後編というか、前振りに時間がかかって、なかなか本編にたどりつけませんでしたが、ようやく完成しました。
あれ、ジャンヌは未訪問でしたか。下の「リンダ」のところを「マンボ」にしようかと一瞬考えましたが、マンボウさんにカツ激2皿は酷だろうと、色紙の加工は思い留まりました。
いや。挑戦するのなら、引き止めはしませんが…。
う~ん、×1ならイメージできるのですが……
×2はどうやっても食べ『ら』れる気がしません!
むしろ、たとえ×1であっても
コレを『調整メニュー』という位置づけに
される方がいるなんて信じらr……
あ、北旅さんだ(^^ゞ
しかも良く見ますと、箸ではなくスプーンなんですね☆
これは『大食い持ち』を駆使し、いつの日か制覇しなければ……
さて、立会人はどなたにお願いしましょうか(笑)
カツ激は楽勝したことはないのに、自宅から近かったので、ホーム感覚で気軽に行ってしまいました。「mojaさんと渡り合うには、カツ激くらい軽くこなさないと。」という雰囲気があって…。
カツ激×2ですが、カツ激の甘い味付けが合わないと、量以前にキツイかもしれません。
そうそう、ドリンクの激盛りもあるんですよね。カツ激食べながら、けっこう水を飲むから、初めから一緒に頼めば良かったのに、カツ激で腹一杯になるので結局飲んだことがないのです。それが少し心残り。
オバチャンもいい味出していて、ネタには事欠かない店なので、「山の仲間」と一緒にぜひ!
ジャンヌから検索してきました。昨日、じゃンヌカレー
激盛りをたべました(笑)でも色紙は書きませんでしたよ。
また色々教えてください。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
そうですか、カレーの激盛りいきましたか!
色紙を書く権利を得たということは、さくらもちさんは女性ということですね。ふふふ、なかなかやりますね。
東京に戻って、早や1年と数ヶ月。食べ物にはあまりコダワリがないので、「(北海道の)あれが食べたい、これが食べたい」というのはあまりないのですが、ジャンヌとか、大番のそばとか、みゆきちゃんとか、大盛り系は、時々、思い出して行きたくなります。
私は東京に戻ってしまったので、新しいネタがなく、時々、昔話を書くのが関の山ですが、何か新しい情報があれば、さくらもちさん、逆に教えて下さい。
この記事にも登場している大盛り友達、B-blogのちゅんさんに、レポしてもらいますので。
こちらで学んだことを忠実に守り(笑)頑張ります。
カツ激の2杯は無理だろうなあ・・・
byブタ店長