対決! 北海十勝餃子 vs ぎょうざの宝永


昨年の暮れ、ニシン漬けを買いに行った小樽で、「手造り ゆず 餃子」の看板を発見!


ちょうど昼時で、「ゆずの入った餃子、旨そうジャン!」と、その看板に、


♪誘われてフラフラ~と、れっつらゴーひろみ!(再三のパクリです。すまんのぅ。)してみたのでした。


し、しかし、それは「餃子」ではなく「硝子」細工の店…。

最近視力が落ちて、遠くがぼやけて見えるとはいえ、ナント言うことだ!

餃子は好きですが、「そう言えば、最近、餃子を食べてなかったなぁ。」と思いつつ、餃子のことはコロッと忘れていたのですが、年明けにブログを見ていると、冷凍餃子の「ぎょうざの宝永」の記事が

店が新琴似にあるということで、「あっ、あの店か~。」と、昨年、記事にした、「北海十勝餃子」と勘違い。

「北海十勝餃子」は、その後も何度か行ったのですが、最後に行ったのが昨年の4月末。

久しぶりに行ってみるかと思って、自分の書いた記事を見直したところ、店が違うことに気がつきました。

しかし、住所を見ると、ものすごく近いし、どうせなら食べ比べてみようと、両方買いに行ってきました。


「ぎょうざの宝永」は音更(おとふけ)町が本店ですが、音更町と言えば思い出すことがあります。

東京にいた時、北海道出身の女性に、「北旅さん、これ(音更)読める?」と言われ、当然読めたのですが、「ああ、おとさらでしょ。」と答えた私。

「な~んだ、北海道好きなのに、読めないのね。オ・ト・フ・ケって読むんですよ~。」と、してやったりと嬉しそうに言う彼女に、

「いやいや、本当は知っていたけど、ちょっと、オ・ト・ボ・ケさん、してみたのさ~。」と得意のダジャレをかましたものの、全然ウケなかったよな~。

そんなことを思い出しつつ、40個入り(1kg)1100円を1袋購入し、「北海十勝餃子」へ向かいます。


「北海十勝餃子」は「ぎょうざの宝永」から、1kmほど東で、何となく店構えも似ています。


こちらも1袋購入ですが、ふと見ると、通常の餃子が25gで、少し小ぶりの餃子が1個20gと書いてあります。

「あれ、5gしか違わなかったっけ?」と思い、聞いてみると、前は1個30gだったのが、諸事情により、昨年の6月頃から25gになったのだとか。

しかも、以前は1袋35個だったのが、30個に減っています。価格は1100円と同じですが、グラム&個数減のW値上げ!

まあ、全て国産の食材使用なのを、いまさら変えられないし、事情は良くわかる。でもね~、何だかやっぱり悲しい気分。



さてさて、そんな悲しい気分も食べれば忘れるでしょう。ということで、早速、食べます。



左が宝永、右が北海十勝ですが、両者とも、一般的?な餃子より形が丸っこくて、身が詰まっている感じ。北海十勝も以前はもっと丸っこかった気がしますが、同じ25gなのに、宝永の方が少し大きく見えます。

それにしても、ちょっと小籠包風の、この形に包むのって、「帯広風」の包み方なのでしょうか?



最初、水に浸してしばらく煮るというのも一緒なので、両方8個ずつ並べて一緒に焼きます。


水を切ったあと、油をひいて焼き上げ、完成!


どちらも、皮は厚めのもっちり系で中身もかなりの詰まり具合。(左が宝永、右が北海十勝)

まず、「ぎょうざの宝永」から食べてみましたが、けっこうニンニキーな感じです。味がしっかりついていて、このままで食べてもイケルし、ちょっと酢醤油で食べてもウマイ!

続いて久々の「北海十勝餃子」。

「ぎょうざの宝永」と比べると、ニンニクやショウガは少なめなのか、気持ちマイルドな感じ。でも、肉汁のジュワーッはこちらの方が多いかも。

な~んて、最初の1個は、何となく違いがわかった風でしたが、2個目以降は、もう、どっちがどっちか良くワカラン。


ひとつ言えるのは、どちらもウマイ!ということですが、考えてみれば、味音痴の私が味を比べようなんて、100年早かったです。最初からこの結果は見えていましたね。

なので、食べてみようと言う方は、どちらでもお好きな方をという感じですが、劇的に味が違うということは多分ないので、そうなると、小粒になってコストパフォーマンスの落ちた「北海十勝餃子」が不利かも。


ま、とにかく、ウマイことは確かなので、もうこれは、ビールを飲むしかありません。


そのままで、酢醤油で、餃子のタレをつけたりしつつ、16個なんて、あっという間に完食。


さて、「ぎょうざの宝永」は、本店が音更町にあると書きましたが、ネットで調べると、身内の方が経営する支店が苫小牧にあり、微妙に味が違うらしい。

音更本店に問い合わせたところ、レシピは同じだけど、食材の仕入れ先が違うから、味は同じではないでしょうとのこと。 帯広出身者に言わせると、音更の方が美味しいらしいのですが、本当にわかるのでしょうか?

ま、私にその違いがわかるハズもないのですが、音更本店と苫小牧のものを扱っている店を載せておくので、興味のある方は食べ比べてみて下さい。

いつも言っていますが、私は食べ物にコダワリはないんですけどね。北海道にコダワリがあるので、どうしてもマニアックに調べてしまうのです。

舌に自信のある方は、ぜひ、「北海十勝 vs 宝永」「音更 vs 苫小牧」の味比べを!!


★★「ぎょうざの宝永」音更本店★★
河東郡音更町木野大通東15-3
0155-31-1802
1袋(1kg/40個入り)1300円

★「ぎょうざの宝永」
札幌市北区北22条西5丁目1-1横山ビル1F
011-727-7778
1袋(1kg/40個入り)1400円
※飲食店だが、販売も行っている。ぎょうざの宝永を名乗るが、直営店ではない

★HUGマート
札幌市中央区南2条西5丁目東宝プラザビル1F(狸小路5丁目)
011-242-8989
1袋(1kg/40個入り)1680円
※本店直卸しではないので、価格は高い。

★(株)アップデイト
札幌市西区宮の沢1条2丁目8-6
011-667-4542
※価格等不明


☆☆「ぎょうざの宝永」苫小牧店☆☆
苫小牧市青雲町2丁目26-10
0144-67-8237
1袋(40個入り)1300円
1袋(20個入り)700円
※20個入りは本店にはないので、20個入りを扱っていれば、苫小牧店系です。

☆「ぎょうざの宝永」新琴似店
札幌市北区新琴似8条15丁目2-6
011-763-4332
1袋(40個入り)1300円
1袋(20個入り)700円

☆札幌大丸 「北ほっぺ」
札幌市中央区北5西4-7 大丸札幌店 B1F
011-828-1111(代表)
1袋(40個入り)1575円←1299円だったのに!今年から値上げ
1袋(20個入り)840円


2009.10追記

☆「ぎょうざの宝永」岩見沢店 / ホームページ
岩見沢市北4条西8丁目2-13
0126-25-8837
1袋(40個入り)1300円
1袋(20個入り)800円


※ブログランキングに登録しています。
画像:人気blogランキング(北海道)へ
★↑↑北海道な日々を感じていただけたら、応援のクリックをお願いします。


(2009年01月上旬のある日)


※北海道のホームページも開設しています。
『北海道!旅の情報発信基地』
北海道旅行と観光-『北海道!旅の情報発信基地』へ

『sapporo!観光ナビ』
札幌の旅行と観光-『sapporo!観光ナビ』へ

※コメント以外のお問合せなどは掲示板にお願いします。
画像:北海道な日々 掲示板へ

この記事へのコメント

ちゅん
2009年01月07日 23:28
え?
「北海十勝餃子」??
何度も前を通っていたはずですが
ちいとも気が付きませんでした(汗)
今度買ってみますね
そうそう 「宝永」さん
音更と 苫小牧は 
経営者さんが姉妹だそうです
てか 
40個入りは 1300円です 
そして酢醤油よりも 酢だけ
もしくは 
酢胡椒のほうが合います
大丸さんの 「北ほっぺ」は
苫小牧系ですか?
(検索嫌いなのでヨロシク^^)
らぶぱぱ
2009年01月08日 13:41
視力が落ちるのは受け入れなくてはならないんですねしみじみと思います 夜間バスの後部にある行き先表示が三段に見えるらぶぱぱです
餃子旨そうニンニクがあまり得意でないんですが 餃子は良く食べます
焼き色が最高良いですよ エビスビールのビン贅沢を堪能されていますね(^^♪北の街が目に浮かびます。
2009年01月08日 18:20
★>ちゅんさん
「北海十勝餃子」と「宝永」は同じ通りの同じ側に同じような雰囲気でありました。しかも、すぐ近く!

でも、味はそんなに違わないと思うし、同じ25gのハズなのに、「北海十勝餃子」の方が小さい感じなので敢えて買うまでもないかもしれません。

元々の味がしっかりしているので、確かに、酢だけとか、あっさり目のモノを少しつけるのがいいですね。

「北ほっぺ」は苫小牧系です。値上げ前は、一番(と言っても1円だけど)安かったのに!
2009年01月08日 18:21
★>らぶぱぱさん
こうして写真で見ると、間違えるワケない!と思いますが、雪の降る中、遠目では「餃子」に見えました。「ゆず」というのが食べ物だという先入観を誘ったのかもしれませんが。

私は胃が弱いので、ニンニクの他、辛いものなど、刺激物には弱いですが、餃子に入っている程度は大丈夫。やっぱり入っている方が美味しく感じますね。

ヱビスは高いし、普段は安い発泡酒です。でも、正月だけはヤッパリこれにします。

この記事へのトラックバック